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アスベストによる労災認定基準を見直しへ (2012年2月21日)
厚生労働省は、アスベスト(石綿)により肺がんになった場合の労災認定基準を見直す方針を明らかにしました。従来の基準を拡大し、「石綿を大量に吸い込むおそれのある職場で5年以上勤務していた場合」について認定を行うもので、今年度内にも通達を出して基準を改定する考えです。
低所得者への年金一律加算は月額6,000円に (2012年2月21日)
社会保障審議会(厚生労働大臣の諮問機関)は、「税と社会保障の一体改革」に盛り込まれた低所得者への年金加算について、月額6,000円を一律に加算する厚生労働省の案を了承しました。高所得者については年収850万円以上から基礎年金を減額し、年収1,300万円以上で国庫負担分(月額3万2,000円)をカットすることを検討します。いずれも2015年10月からの実施を目指すとしています。
「公的年金等の源泉徴収票」の一部に誤り発覚 (2012年2月13日)
日本年金機構は、2011年分の「公的年金等の源泉徴収票」について、一部に表示の誤りがあったまま老齢年金の受給者に送付したことを明らかにした。対象者は約6万6,000人だが、すでに正しい情報をもとに税金が徴収されており、納税額などへの影響は少ないとしている。
高所得者の年金減額 対象は「年収850万円以上」に (2012年2月13日)
民主党の年金作業チームは、「社会保障・税一体改革」に盛り込まれている「高所得者の年金減額」について、減額の対象者を「年収850万円以上」とする考えを示した。また、「低所得者の基礎年金加算」については、月額6,000円を一律加算し、保険料の免除期間に応じて最大で1万666円を上乗せするとした。